所属希望学生へ
こんにちは、数ある研究室の中から中瀬研のホームページにたどり着いていただきありがとうございます。
中瀬研では、私自身の多様な研究バックグラウンドから、広く工学から理学、原子力からその他、多様な研究が可能な環境を提供しています。具体的には、化学系、機械系の二系統の研究テーマを設定したいと考えています。ご本人の希望と適正に合わせて最適なものを選択できるように議論しましょう。テーマ設定後は、兎にも角にも、まずは文献調査が重要です。情報収集とまとめ作業は、研究活動のどの段階でも極めて重要で、学生のうちにぜひ身につけていただきたい習慣です。研究テーマについてはホームページでは書ききれないことが多々あるため、直接訪問いただくのが良いと思います。
中瀬研究室では基本的には学部生は融合理工学系、大学院は原子核工学コースから受け入れています。原子力は多様な分野から構成されています。分野の垣根はなく、多様なバックグラウンドの学生さんを受け入れたいと思います。原子核工学コースは多様な分野の研究室が所属しており、原子核工学という名前にとらわれず、まずは研究室を訪問してみることをお勧めします。入試に関しても各ホームページに記載があります。不明点等あれば、お気軽にお尋ねください。
学部の融合理工学系では、3年生の12月に早期配属制度があります。大学院では、春入学と秋入学があり、中瀬研ではどちらでも受け入れ可能です。秋入学ですと、夏の大学院入試後の秋から所属可能です。
私は助教時代から博士後期課程、社会人博士課程学生の指導経験も複数ありますので、博士後期課程への進学についてもご安心ください。今後、企業や研究所、大学で研究者を目指す学生も歓迎しています。多機関の共同研究者との交流や、海外留学の機会も準備します。東工大、また東工大原子核工学コースでは海外留学について極めて恵まれた環境を提供しています。また、私自身も日本学術振興会特別研究員PD、海外特別研究員、ノーベル賞受賞者会議派遣事業、若手科研費、文科省系国プロ代表など経験豊富につき、博士号取得以後を想定した、若手向けのプロポーザル執筆支援(トレーニング)も可能です(大学教員は、申請書を書き、学術を深化させ、新たな分野を切り開くのも重要な仕事となっています。)
中瀬研では多数の共同研究者とともに、原子力に限らず社会の重要な課題について日々研究に取り組んでいます。成果が上がれば学会発表は積極的に参加してもらいたいと考えています。そのためのアブストラクト執筆、学会発表練習、一緒に楽しく取り組みましょう。もちろん、論文執筆も支援します。特に博士後期課程では期間内に論文成果を上げる必要があります。学外実験施設での実験経験も積んでいただければと思います。
【ゼミ】
学生が関連するゼミについては、本年度は不定期に行っています。研究進捗や関連する論文の報告、今後のプランの調整、研究室活動の中で最も重要なイベントと考えています。
【定例会、その他の研究打合せ】
今年は月曜日の朝に他大学研究室と定例会、木曜日に機械系テーマの検討会、国プロや各共同研究の打ち合わせをそれぞれ月1回程度行っています。共同で学外実験を行う際には、かなり前から試料作成条件、実験プランのブリーフィングを行います。これらについては、学生のテーマが関連する場合には参加し、経験を積んでもらいたいと考えています。その他、例えば東北大学金属材料研究所の研究会や、京都大学複合原子力科学研究所の研究会など、積極的にコミュニティに貢献するように心がけています。
【コンパ】
メンバーの離着任のタイミングなどで、定期的に盛り上がります。
【その他、研究室イベント】
今後、研究室旅行やハイキング、学会や実験出張と併せて遊びの要素もふんだんに取り込みたいと考えています。これは学生のアイディアを募集します。
↑中瀬先生のボウリングベストスコア242!(2024年7月現在)